あさイチ キャッシュレスのお金管理術 お釣りを知らない子供の金銭感覚は大丈夫?
22年1月31日放送のNHK「あさイチ キャッシュレス時代のお金の管理術」ではキャッシュレスでお金を使い過ぎるキャッシュレス貧乏神の対策法、キャッシュレス時代の子供の金銭感覚、お小遣いの渡し方などを特集。という事で番組内容をまとめてご紹介。
2022/01/31放送のNHKあさいちの内容に驚いた。
特に、今の子供達に”おつり”の概念がないことだった。
学校の教室にて先生が出した算数の問題。
「(例えば)35円の物と48円の物を買って100円でお釣りはいくら来るでしょう?」
の問いに子供達の反応は、
「お釣り?・・・・。」
と、いうものだったという教師の驚き。
計算の以前に”お釣り”って何?なのだ。
親が、キャッシュレス決済で買い物をする姿をみているので「ピピッ!」と
やれば何でも買える、いくらでも買えると思い込んでいる子供もいるとか。
そう、それでは”お釣り”を見る機会はない。
そんな状況だと知っただけでも一つの情報だった。
でも、考えてみれば、社会の環境はどんどん前に進む。
キャッシュレスの時代が後戻りすることはないのだろう。
結局、自分でお金の管理をする頃はチャージした後の残高は知っておかなければ
買い物に行き詰まることくらいは解ってくるだろう。
それにコインはどんどん排除されて行く傾向になっていくだろう。
だから、”お釣り”の概念がなくてもお金の環境はそのまま進んで行くのだろう。
キャッシュレスによって、お金の管理ができないとかと言うことではなく、
管理はどんな社会環境だろうと個々人の管理によるのだろう。
過去の時代に無くてはならなかったもの、交通機関とかいろんな社会の仕組み
も時代が変われば無くても生活に影響していない物はいくらでもある。
だからその時代に使われる方法、価値観でこれからの社会は回っていくのだろうと
思った。
今までなかったものが今の社会では無くてはならなくなっている物は逆に相当量あって
今が回っているのだから。
”お釣り”は過去、そして今その使い方を知っている時代の人間が使っているものであって、
未来にはその概念が無くても社会が回っていくのだということの現れなのだと
思った。