癒される”病院の周囲の風景”。
夫はまだ入院中です。
重病人ではないので必要なものの交換に行くくらいで済んでいる。
病院への往復の時感じることがあるこの頃です。
病院自体の立地環境がいいな~、と思うのです。
「病院」と言う言葉はどちらかと言えばネガティブな印象となる。
夫の状態を思えば、この先のことが心配にならないと言えば嘘になる。
しかし、起きてもいないことに悩んでも仕方ない。
そんな中、3日に一度くらいの間隔で病院への道を走っていて”気持ちがいいな~”
と、感じている自分に気付いた。
病院は徳川家康公が隠居後住んでいた城址のお堀の周りに位置しているのだ。
だから、一方通行のお堀周りをぐるっと回って病院の駐車場に入る形になる。
石垣に生える木々の緑、お堀の水面がキラキラと輝いている風情、車も混みあうことはないし、周回道路を(約1㎞)走る周囲の官庁に勤務する人たちの姿、私立の女子中高校、公立の中学校、小学校、私立幼稚園、そしてイベントが開かれる会館・・・、そんなものが自然と目に入ってくる。
整然として静かなのだ。
街中や郊外の病院に行く雰囲気とは全く違うのだ。
6Fから周囲の景色を見ると、正面に富士山が見え、お堀の周回道路を
ジョギングする人の姿も小さく見える。
やはり城跡の公園の緑の多さには癒される。
春は桜がお堀の水面に咲き映る、夜桜はもっと風情タップリ。
もうじき紅葉の色彩も加わるだろう。
これからの不安は一旦置いといて、暫くの間、雲の動きと小さく見える”お堀ランナー”
の姿を追ってみたりしていた。
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