言葉の手当て「具合いどう?」
7月末に夫が入院したことは必要な人にしか知らせていない。
日常のお付き合いがある、よく会話する人には、一つの状態として話しておくのが自然だからだ。
そうすることによって相手の人は、
「ご主人の具合いどう?」
とか、
「その後どう?」
とか、挨拶替わりに声掛けしてくれる。
それは挨拶の一つだが、私にとっては手当てに感ずる。
身体に掌を当てて、
「痛いの痛いの飛んで行け~!」
や、医者の、
「ここは?痛い?」
と、掌を当てて診察することもその一つかなと思う。
言葉で、心に手当してくれるように感ずる。
「人ん家のことなんて気にしてない・・・。」
ではなく、
「具合は良くなっている?」
とか声を掛けて貰うだけで温かい気分にさせてもらえる。
ジムで会う男性でさえ、そんな言葉を掛けてくれる。
「ありがとう、見守りがあれば車椅子に乗れるようになったんです。
まだまだ点滴も続いてるんですが。」
と、会話が続く。
気に掛けているよ、というだけの言葉があるだけで気持ちが暖まるのです。
言葉の手当、ありがとう。
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