花火の音が聴こえない。
今年も静かだ・・・・。（と、気付く）
例年は学校が夏休みに入る頃は、期末テストの最中に近所の神社の例祭の花火が
上がりソワソワとしていたものだ。
そして8月に入ると、やはり学区内にある神社の例祭の花火が上がる。
それらは朝7時になると、そのお祭りのお知らせとしての花火なのだ。
ド～ンド～ンの音に、
「ああ、今年も○○さん（神社）のお祭りだな～！」
と例年の様子を思い浮かべる。
そして、この後は8月15日にもう一方の神社でのお盆の花火が上がる。
我が家の北側から東側から、最後に南側へと移りながら、居ながらにして花火を見せて
頂けるのが例年の夏の楽しみとなっていた。
それが、今年は何の予告花火も無く静かなのだ。
慣れない暑さに辟易としながらも、予告の花火があがれば、
「ああ、もうそんな季節なんだ」
と内心楽しみにする。
しかし、何の予告も無く日々が過ぎていって、
「あれ？○○神社のお祭りは？花火は？もう過ぎてしまった。コロナ禍の為に
お祭りも無いんだ・・・・。」
と、気付く始末。
ただ淡々と暑い日々が繰り返され、夕方になって陽射しが傾くと、
「ああ、やっと今日も終わる。暑かった・・・・・。」
と過ぎて行く。
毎年の夏の節となる日々が失われているただただ暑い日々・・・。
秋が訪れても何の思い出も残らないこのコロナ禍の二夏、寂しいですね。
う～ん、2021年はオリンピックが開催はされました、と残るのかな。微妙。
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