それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

「世界最高齢の総務部員」90歳、ギネス登録。

こんな人がいるんだと驚いた記事に出会いました。

 

以下引用

 

玉置泰子さん90歳。大阪にある専門商社サンコーインダストリーで勤続65年、現社長が生れる前から勤務してきたベテランだ。通常業務でエクセルを駆使し、新入社員への社史説明では毎年パワポを作り変えてプレゼンする。新しいものを恐れずに学び、成長し続ける姿は社員に好影響を生んでいる。年齢を重ねても現役を続ける女性の仕事のポリシーに迫る連載「Over80『50年働いてきました』」第1回は、ギネスに登録された世界最高齢総務部員――。

 

 

 

https://president.jp/articles/-/44713?page=1

「いい文章を書くには、写生するのと一緒で物事をじっくりと眺めて、その裏側にあることまで感じとることが大切ですね。コンピュータだって、よく知らない人ほど『なんとなく怖い』ってなるんです。私は導入前に6年も丁寧に教えてもらったから、ちっとも怖いと思わなかった。よくわかってない人には、『コンピュータってゴミを入れたらゴミしか出てこない。有効なものを入力するのが大事よ』って教えてあげるんです」

 

玉置は現在、経理事務とTQCの事務局を担当している。しかし、それ以外にも重要な“存在意義”があると奥山は言う。ひとつはサンコーの語り部としての活動だ。オイルショックバブル崩壊といった危機をサンコーがいかに乗り越えてきたかを、主に新入社員に向けてレクチャーする役割を担っている。そしてもうひとつの役割が……。

 

新入社員研修でサンコーインダストリーの歴史を語る玉置さん。
新入社員研修でサンコーインダストリーの歴史を語る玉置さん。(写真提供=サンコーインダストリー)

「サンコーは商社なんで、男性よりも圧倒的にコミュニケーション能力が高い女性に、なるべく長く働いてほしいんです。だから、産休育休だけやなしに、月に1回社食でスイーツデーを開いたりして女性の福利厚生に力を入れています。それでも、同期入社のひとりが結婚退職してしまうと、ばーっと女性社員がやめてしまうような現象がいまでもあるんで、そこに玉置がいてくれると、彼女の後を追っていこうという女性社員が現れてくる。玉置は、長く働きたい女性社員の心の支えになっているんです。僕は女性社員だけでなく、社員全員になるべく長く働いてほしいと願っているんですけどね」

 

以上引用

 

私が一番気になった言葉がこの箇所です。

 

「よくわかってない人には、『コンピュータってゴミを入れたらゴミしか出てこない。有効なものを入力するのが大事よ』って教えてあげるんです」

 

そして、ここも、

「玉置は、長く働きたい女性社員の心の支えになっているんです。」

 

本当に”長く働きたい”の見本のような人が、実際にめの前で働いていたら、

その会社の姿勢ははっきりと見えます。

自分で健康管理さえすれば、自分の将来にも夢(いや現実ですが)がある。

その事実だけでも、頑張る気持ちは湧いてきます。

 

90歳現役はやっぱり凄い!