それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

”バカンスの妬みと修行。”

リブログが楽しくなってしまいました。
日本以外の国の夏季休暇バカンスを取るための国に住む人の生の声に興味深々です。
 
そうか、バカンスは修行か。
フランス在住の7歳、3歳男児を持つ女性の溜息が聴こえてきます。

 

 

 

 
ちょっと引用。
 
前略以下。(全文はリブログ部分参)
 
そんな文句を言うてると

パパ友が「どっか行くの?」

なんて聞いて来て

まだ決まってない経緯などを話せば

「こんな所あるねんけど

皆で一緒に行かへん?!」

て事になり休養どころではない。

 

一緒に行けば子供達は大喜びで遊ぶから

その間

大人達は喋りながら交代で

誰かが安全確認をしていれば良いのだ。

 

しかし大人同士、気も使うし

我が子が何かお友達にしてしもたら

ちょっと大袈裟に

うちの子がごめんやで〜!

なんて芝居をうたなければならない。

 

もちろん嫌なら断る事もできる。

 

「今回は家族で行くわ・・

嫁が疲れてるらしいねん。」

 

とでも嫁のせいにしたらええ。

それでもまだ

嫁を説得にかかるパパ友もそこら辺にいるが

優しく自己主張し罪悪感と共に

慣れるしかない。

 

そうして

やっと乗り越えた先には

自分達が子供達と一緒に遊んで

ヘトヘトになって子供達は爆睡、

夫婦水いらずの夜のムードは無く

イビキがうるさい旦那にムラムラしながら

結局、自分も爆睡する。

次の日に大人だけは

疲れが抜けきってないから

精神的に疲れ

バカンス先で夫婦喧嘩になるのがオチである。

 

せっかくネットで安く取った

ホテルに居られる日は容赦なく過ぎ

嫌でも予約済みの食事時間が来てしまう。

泣きながら食べる事になり

美味しい料理が喉に詰まりそうになりながら

もったいないから押し込み

デザート辺りで離婚という文字は

次回に見送る運びとなるのである。

 

こんなバカンスが

フランスにとって、

いやフランス人にとっては

なくてはならないものであり

バカンス法さえ存在してしまう。

 

語学学生時代

フランス語学校の先生は

「バカンスはどうやった〜?」

と聞かれたら

「ああ、ぼちぼちやったで。」

と大した事ない顔で答えるのがええ、

 「めちゃくちゃええバカンスやったよー!」

と言うとフランスでは妬まれるから

と言った。

 

帰っても

気ぃ使わなアカンのか!?と私は思た。

 

 

近所の通りすがりのマダムは

 「おやまあ、男の子ったら元気ね!」

 と私に笑顔で言った時

 

私は

 「いっちょも言う事ききゃしまへんねん!

ええかげんお尻ペンペンですわ!」

 

と言うと

 

 「まあええやないの、

バカンスやからホホホ。」

 

と言って息子達を甘やかした。

 

おかしないか??

バカンスが怒らん理由になるんか?この国は?

 

私は不思議で仕方がない。

 

バカンス真っ只中

 

 

9月までまだ1ヶ月以上もある。

 

パパ友が

 

今日も私を説得しにやって来る。

 

行きたくもない太陽だらけの下へ・・

 

 

 

 

上記引用。

 

私も子育て時代には夫の夏季休暇に沿って子供連れで旅行した。

子供同士仲が良い家族と自炊付きのバンガローのような場所に泊まったりもした。

 

キャンプもそう、自炊付きのバンガローもそう、普段の日常から逃れたい為の休暇なのに、

何でまた大家族スタイルで食事の用意するの?と、私の中ではこれ間違いと思ったけれど。

 

だから、フランスのバカンス事情も日本とあまり変わらないのだと、”休暇あるある”

なんだと、頷かせてもらった。

 

子供達が羽伸ばせて、親も休暇となれば、アメリカ式の、子供は長期キャンプにぶっこんで、夫婦別々に行きたい所に行く、あるいは自宅で過ごす、がそれぞれにとっての夏休みなのかもしれないですね~!

よくアメリカ映画に出てくるスタイル。

経済的余裕必要ですけど・・・。