「雨降る森の犬」馳 星周。
小説「少年と犬」を探していた。
【第163回 直木賞受賞作】少年と犬 (日本語) 単行本 – 2020/5/15
詳細引用
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。
2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……
犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!
上記引用
という紹介から彼の小説を探っていくと「ノワール小説」という分野にあたる。
では、
ノワール小説とは?
「犯罪小説のジャンルの1つ。フランス産のミステリー小説で「暗黒小説」とも呼ばれる。犯罪者が主人公となることが多いのが特徴で、裏社会の世界、犯罪の暗部や心理を描く。」
らしい。
しかし、彼をもっと調べてみると。
愛犬家、ということも知る。
その愛犬家として実在のモデルがいる小説となったのが、「雨降る森の犬」ということだ。
直木賞がらみで「少年と犬」を読んでみたいと思っていたところ、彼のプライベートでの
愛犬家の部分に触れることになって、一旦小説よりも愛犬と暮らす為に軽井沢に移住したということの方に興味が行ってしまった。
2頭のバーニーズ・マウンテン・ドッグと暮らすために軽井沢に移住してしまい、
都会で深夜まで飲み歩いていた生活から一変して犬の散歩をするために
早朝5時起床の生活になったということで、見る景色も一変したそうだ。
直木賞の受賞」がキッカケで馳星周という小説家を知ったのだが、その小説を読む前に、
こんな愛犬家と出逢ったことが嬉しくて記事にしてしまった。
数ある彼の作品の中で「雨降る森の犬」を今一番読んでみたいのだ。
https://news.myjcom.jp/society/story/ASN7H6H9FN7BUCVL001.html
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