それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

懸念が本物に・・・。

ブログのトップページに、

「一年前に書いた記事について書いてみよう」という欄が表示されている。

懐かしい感じでその記事を読んでみた。

 

「オリンピックへの懸念」

https://ameblo.jp/kickbell/entry-12497292183.html

 

「うんうん、その当時思ったことだけど、今でも変わらないな。」

と思った。

たった一年前のこと。

読んでみると、昨日か一昨日の記事のようにも思うくらいだ。

 

ただ、一年が早い!とは思う。

思うことはそっちの方が強いかもしれない。

 

しかし、もっと強いのが、その懸念ではない、もっと世界中を巻き込んで社会情勢をひっくり返す程の状態になっている日本であることだ。

 

コロナウィルス感染拡大だ。

 

オリパラリンピック7月開催ということで天候のこと、暑さに対して懸念を抱いていたのが、

懸念を通り越して開催そのものが延期ということになってしまった。

周知のとおりである。

 

ここにきて来年の夏開催の予定さえ危うくなっている。

最悪の場合は中止なのだ。

 

アスリートを始め、代表権を獲得した選手、他関係者全ての人の気持ちは落ち着かないものだろう。

高まった気持ちをどこに収めていいかさえ分からないだろう。

 

サワコの朝」に出演していた400mハードル日本記録保持者の為末大さんがその気持ちを表現していた。

 

 

「料理の手順に似ているんです。美味しく食べてもらう時間から逆算して作り始めて、

提供する時間に一番美味しく持っていく。

でも、そこで食べる人が帰ってこなかったり、遅くなったりすると、その気持ちをどこへ持って

いっていいのか分からなくなる。ペシャンコになってしまうんですよね。」

 

そうなんだ、きっと代表者たちは準備し、作り上げてきたその体力、技術、メンタルを

リセットするような状態に追い込まれているのかもしれない。

 

彼は付け加えて、代表権も一旦白紙にしてやり直したほうがいいのではと、語っていた。

 

私の独断と偏見のみの”懸念”が、中身は違っても現実化してしまったことに不思議な感覚を覚えて、昨年の記事への感想となりました。