それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

生活力って何?

知能指数 IQ と心の知能指数 EQ

知能指数 IQ (Intelligence Quotient) は、20 世紀初頭にフランスの心理学者アルフレッド・ビネーによって考案され、その後アメリカで手を加えられました。

IQ を判定するための知能検査では、バラバラに出される色々な問題を制限時間内に解いていきます。

これらの問題は、ある年齢になると解けるとされるものが多数組合わせられており、成績を以下のように分析すると知能の働きの程度として、IQ を割出すことができます。

知能年齢 / 生活年齢 * 100

10 歳の子供が、15 歳の子供であれば解ける問題のほとんどに正解すれば、IQ 150 になります。

アインシュタインガリレオゲーテの IQ は、それぞれ 173, 145, 185 だったそうです。

しかし、IQ は人間の資質を表すものではなく、訓練や体調により上がったり下がったりします。

そのため、最近では普通学級の授業について行けるか、という知能の遅れを判断するために利用されることが多くなっており、原則として結果は児童に開示していません。

IQ に代わって、脳の働きの指標として心の知能指数 EQ (Emotional Quotient) が考案されました。

IQ と対比するため EQ の名称がよく用いられますが、EI (Emotional Intelligence) と呼ばれることもあります。

アメリカのピーター・サロヴェイとジョン・メイヤーたちが提唱し、研究を進めたダニエル・ゴールマンが「EQ こころの知能指数」を著したことで世界中に普及しました。

EQ は、5 つの能力で構成されます。

  • 自己認識力
  • 自己統制力
  • 動機付け
  • 共感能力
  • 社会的スキル

仕事上の成功には、IQ と EQ が 1 : 3 くらいの割合で関係していると言われます。

EQ を高めるには、日常の小さな出来事にも目を向け、感動する習慣を付けることが有効です。

上記引用

 

 

 

最近、本当の?生活力って何だろうとよく考える。

世間でもよく話題になる定年後の夫婦の問題にぶち当たることが多いからだ。

 

経済力?それとも日常生活を上手く運営していく能力?

どちらも必要には違いない。

 

どちらも、定年後になってやり直すのは難しい。

現役時代から定年後を見定めて計画しないでいると老後時代を”健やかに”暮らすのは難しい問題を抱えることになりかねない。

 

何故IQとEQが気になったかというと、老後の生活に必要なことはEQの方だと思うからだ。

きちんとその意味を知っておきたいと思ったからだ。

 

EQが仕事上の成功には必要となっているけれど、それだけではない。

 

EQ は、5 つの能力で構成されます。

  • 自己認識力
  • 自己統制力
  • 動機付け
  • 共感能力
  • 社会的スキル

となっているけれど、これって仕事上だけではない、引退してからの社会生活には家庭の中でも必要なことだと思うのだ。

引退したから家庭での諸々のことは全てパートナーに任せてのんびり暮らそうではパートナーは今まで以上の責を負担することになる。

 

だから、「夫原病」なる言葉が生まれるのだ。

夫が家に居る、何もしないで家に居ることによって妻の不満は増大する。

 

夫が家庭内をも社会の一単位と考えて社会的スキルを持とうとしたら、社会的スキルを存分に成長させてきた(多分)妻と同等に家庭内の運営を賄うことができる筈なのだが

、そのスキルが無い退職者が多いのだ。

 

これについて、身近な例を次回に挙げてみたい。