それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

新年会と主婦と、その後。

毎年のお正月には皆さまはどのようにお過ごしでしょうか?

 

長期休暇を使って海外旅行やスキー旅行や、実家に帰省など様々なのでしょうね。

独身の方、家庭持ちの方、子供や孫を待ちわびる側の家庭と、いろんな世代によって

お正月の中身は自ずと変わってきていることでしょう。

 

私は、独立した息子達やその家族がやってくるのを迎える側です。

迎える主婦の方々にとって、お正月は規模の小さい旅館と化しませんか?

 

いつの間にか迎える側になって、お正月は嬉しいだけではないと思うのですが、如何でしょうか?

 

泊まっていく家族のための寝具の準備、おせち料理の準備、お年玉やお土産のことまで用意しておもてなしするのは本当に忙しいですよね。

 

家中の大掃除とか新年会のことを考えると、年末年始はホテルに泊まってお正月を迎えるという家族もいます。

 

だから、正直なところ普段は離れているけど、子供家族が帰省してくれるのが嬉しいと、

よく新幹線のホームで迎えたり、送ったりするニュースの映像を観て、皆さんはどんな準備をするのかと思っています。

 

準備側の友人と、いつも、この季節になると、

「本当に、忙しくて大変なんだよね~。」

と、あきらめ気味に話す。

 

それも、一度にやってくるのではなく、少しずつ日にちをずらしてやってくるなんてお宅の主婦は子供達が帰るといつも疲労困憊して倒れて寝込むという。

 

子供達の帰省は嬉しいことなのだけれど、迎える母親たちは年々歳を取っているんだということを理解しているだろうか?

 

帰省中はかつて自分が暮らした時と同じように実家でのんびりするのが当たり前だと思っている筈だ。

しかし、実家側は経済的にも身体的にも大きな負担を余儀なくされるイベントなのだ。

 

この時期が済めば山を越えたような安堵感を味わう親たち。

 

そういう、自分も親がお正月の準備してくれたことを当たり前だと思ってきた。

私の母親は自動餅つき機だったけれど、お餅まで作ってくれていた。

 

その前の世代、祖母は糯米を蒸すところから始めて、臼と杵で餅をついていた。

勿論、つくのは男たちの仕事で、祖母は「手返し」の名人のように見えた

 

その頃から比べたら、母の世代は楽になったかもしれないが自宅で餅ををついていた。

それでも、もしかしたら母は「手抜き」だと思っていたかもしれない。

 

私はというと、お餅屋さんに発注する。

 

こういう変化ははっきりとあるが、子供の頃母親の実家に帰省した時は母の兄嫁はどんなに大変な思いをしただろうか、と自分がする側になって初めて思い知る。

 

順番だと言えばそれまでだけれど、世の中の主婦の方々ほっとしてますよね~?

実家は子供達の心の拠り所なのだ。

「帰る場所がある」ことは精神的にどれ程の安定感が生まれるか計り知れない、と親子共に

思っている。(筈だ。)

 

だから、家族が集まって「新年会」ができるのは幸せなことだと思って迎える主婦は頑張るのだろう。

 

それにしても、前もっての準備と終わってからの片づけとに常に動き回るのも楽ではない。

でもね~、皆が喜んで楽しいのだから主婦は動き回るしかないのだ。

 

この時期が済むと、

「終わった~!」

と叫びたい気分になる。(大した事しなかったけど・・・、取り敢えず。)

 

それで、今年初めての週末の一日、暖かくて青空が広がり、お天気が良かったので海を見に独りドライブをしてきました。

海沿いの道路を走って、自由を満喫してきました~!

 

海は穏やか、県外ナンバーの車が行き交って、まだまだお正月感一杯だった。

 

やっぱりこうしていつもとちょっと違う外出をすると、世間がどんどん変化していくのを目の当たりにして、驚く。

 

今年はもっと動こう!