「庭師の遊び場」ポツンと一軒家。
TV朝日 2019/10/06(日)放映。
北海道。渡島(おしま)半島。
https://news.livedoor.com/article/detail/17189840/
77歳の外山正幸さん。造園業。
27年間自分の庭を造り続けている。
そこを彼は自分の遊び場と言う。
施主の注文通りの庭を造るのは仕事で造る庭。
しかし、それだけだと自分の思い描く庭はつくれない。
だから、ここは自分の思い通りの庭をつくる、庭師の腕を磨く場所だということ。
東京ドームの1・5倍、7ヘクタールの故郷の土地を50歳の時に買った。
20代で造園業に就職、35歳で独立。
自宅はここより一時間の場所にあり、毎日通う。
ポツンと映っていたのは、ここでの休憩をとる家で、広い旅館のようなお風呂付。
また他にも露天風呂があって、温泉を自分で掘ったという。
とに角一つ一つセンスが良くて、家の中も和風のこだわり満載の設えだった。
著名な庭師さんだということが、庭を眺めただけで解る。
今までいろんな「ポツン」を見てきたけれど、その中でも”トップ3”に入る生き方だ。
とに角全て一人での作業、石も積むし、野面積(のずらづみ)と言う工法で石垣のようなものまでできていて、正に城壁。
そして、借景を取り入れた広大な日本庭園にスタッフは、
「ここは京都か?」
と叫んでしまっていた。
「ポツンと一軒家」の人気の秘密がこんな所にもあって、私はいつも期待して録画する。