福を配る人。
学生時代のバスケットの同窓会を楽しみにしている人がいる。
ジム仲間の一人の男性だ。
私と時間帯も曜日も一緒で、熱心に通っている。
いろんな話をしてくれる方で中々話が合う。
7月の一週目の土曜日に上京して、二日目は親戚回りも計画していて、年に一度の割合い
だけれど、甥御さん、姪御さんには昼食をご馳走して、その後は場所を移動してお墓詣りを
するということだ。
そのルートを詳しく説明してくれて、なかなか計画性のある人だと思われる。
都内のホテルで同窓会があるので、その前に甥御さんに出身大学のグッズを買っておいて
貰うらしい。
それは久々に集まるバスケの仲間やOBにお土産として渡すのだそう。
勿論ご自分も楽しみにされているようなのだけれど、その二日間を目いっぱい人と会うために使うのだ。
親戚の方、あるいは亡くなっている方のお宅も訪ね、一気に一年分のご無沙汰を解消してくるのだそう。
年金生活者ではあるが、まだ働いてもいるので、そのことに感謝して、働いた収入はそういう時に
相手が喜んでくれることに使うのだそう。
昨年は私にまでお土産を頂いた。
健康の為に身体のメンテナンスに気を配り、檀家であるお寺さんのお手伝いを喜んでして、働く仕事に
感謝して、生活習慣を守り、生活されている姿は高齢者の中でも生き生きとされている。
その人が東京都内を移動しまくる2日間、熱中症に気を付けてと、話している。
旧友の方々、親戚の方々みんなが会って嬉しい「福を配る」ような人だなと、私も嬉しくなって
お話を聞かせてもらっている。
どうぞ、道中お気をつけて行ってらっしゃい!