「海老蔵さんの息子、勸玄くんの正座が凄い!」から・・・。
確かに、「襲名披露のインタビュー」の場で、舞台にて6分数秒という時間きちっと正座していた。
流石に、2歳の頃から歌舞伎役者に囲まれる環境の中で挨拶から仕込まれて、周りが当然やっていること
を見習って育てられたことだと思う。
立派だと感心する。
海老蔵さんと並んで、身じろぎもせず、正座できるのは、同年配の子供の中では希少な存在だと思う。
大人でも、最近は正座をする機会は、あまりないだろう。
その話題から、ジムで話すある女性との会話で浮かび上がってきたことがある。
彼女の姪っ子さんが「ADHD」ではないかと、周囲の関係者が悩んでいるということを
話してくれた。
現在、幼稚園児の4歳。
幼稚園には通っているが、じっとしていることができない。
運動会のように全員が同じ行動を求められる時、皆で一緒に行動することができなくて、先生が必死で手を繋いで対応していると言うこと。
彼女夫婦に子供はなく、弟夫婦の子供で、家族が待ちに待ってやっと産まれてきた子供さん。
だから、皆で手を掛けて、甘やかしたかもとも家族は思ったりしている。
彼女は音楽教師なので、ピアノもばっちり教えていきたいと意気込んでいたものの
すぐに飽きて動き回るので大変な思いをしているという。
それで、調べてみた。
以下引用
ADHD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)とは、日本語で「注意欠如・多動症(注意欠陥/ 多動性障害、注意欠如・多動性障害)」と言い、 自分をコントロールする力が弱く、それが行動面の問題となってあらわれる障害です。
ここでいう障害とは、例えば医学用語で風邪の症状を呼吸器障害と呼ぶように、「行うことに困難がある」という意味です。
https://adhd.co.jp/kodomo/about_adhd/
上記引用
と、書かれていて脳とも関係しているようでもある。
遺伝的なこともあるようだし、子育ての仕方がどうこうということでもないらしい。
だからと言って、関係者は本当に日々、悩んでおられるのも理解できる。
自分が当事者だったら、子供の将来も見据えて、どうしたらいいか分からなくなることも考えられる。
だから、同世代の子供、勸玄くんの正座は「凄い!」の対象になるのだろう。
海老蔵さんを初め、歌舞伎界の「成田屋」一門の方々は伝統を繋いでいくという使命があって、それはそれは、一般の者には分からないような努力の日々を重ねられているのだとも思う。
同世代の子供を見る目はいろんな感情を持って見られることだろう。
でも、「ADHD」の障害があっても、どこかに飛びぬけて天才的な能力を持つ
子供さんもいるということもある。
天才的でなくても、計算に強いとか、コンピューター関係に詳しいとか、日常の中で
秀でることもあるようだ。
その子の持つ特性を伸ばしてあげて、皆と同じようにならなくても良しと、周囲の人間
が受け止めてあげられたらな、と第三者ながら、子育てをした人間として思ったのです。