お正月のペットたち。
去年の今頃こんな記事を書いていた。
「ペットは災難」
2018/1/02の記事引用
『この時期、ペットたちはどう過ごしているんだろう?
帰省する飼い主と一緒に連れられて、普段と全く違う環境で、慣れない住人と数日過ごすことになる猫や犬も
少なくないことだと思う。
ペットのトイレや餌持参で、ある程度の時間と距離を移動する彼等たち。
何を思うのかなあ。
飼い主と一緒ならどこでもいいのか、あるいは、やっぱりストレスになるよ~、と言う(言えないか?)ペットたち
なのか、彼等にこの時期の移動について聞いてみたい気がする。
「ねえ、どんな気持ち?」
逆に、今度はのんびりゆったり暮らしている自分のスペースに、いつもと全然違う家族がなだれ込んできて、「あれ?私(僕)の居場所とらないで~」
とちょっとむかついているペットたちも多いことと思う。
我が家の猫(15歳になる牡)は、子供連れの家族が帰省する度に、絶対に人が入れないスペースに隠れこむ。
夏も冬も同じ場所だ。
子供がいなくなるまで、絶対に出てこないで、ひたすらトイレも食事も、水も我慢する。
本当に、気の毒だ。
(ただ、何かで彼等が外出すると、サッと現れてトイレを済ませたり、食事をしたりする。賢い)
私が訪ねた他家でも、同じように箱に入ったままの猫がいて、顔さえ見られなかった。
飼い主以外とは会いたくないんだよね、ごめんね。
君の気持は十分わかるよ、迷惑だよね、知らない人なんて、と無理には会いませんでしたけど。
彼等は抗議の声も上げず、悪さもせず、ひたすら黙って、この時期が過ぎていくのを、多分本能で察知
して、待っているのだと思う。
「お正月ってめんどくさ!」
なんて思っているんだろうか。』
上記引用
まさに、今年も同様、猫には災難の日々だった。
新年会に集まった子供達とその家族が滞在中は猫は人の手が及ばない机の下に潜って出てこなかった。
人が出掛けると、様子を見て水分補給し、ササッと食事をし、トイレを済ませ、また隠れた。
いつもは毛布に包まれて暖かくしてるのに、寒いだろうな、と気になる。
でも、その寒さよりも独りでいたいということだから仕方ない。
我慢してもらう。
そして、皆が帰って行った後、また自分の居場所の椅子に戻って、毛布に包まれて
安心している様子がこちらです。
もう、後ろ姿が安心しきっていて、
「大変だったね」とつぶやいて、毛布をかけ直してあげた。