やっぱり張り替えた、障子。
新年を迎えるにあたって悩んでいた「障子張(替え)」
破れているわけでもない、少々色が焼けたかな~、という程度だった。
でも、もう何年か張り替えていない。
張り替えのプロセスを考えると、障子の枠を乾かす時間と天候が最適な日というものがある。
「やらなくても済むし、やったら気持ちがいい。」
気持ちは揺れ続けていた。
ただ、いつでも取り掛かれるように、「やる」方向での段取りだけはしておこうと、
障子紙と糊と刷毛だけは新品を用意しておいた。
(これって、もう、やることを前提にしている・・・)
お天気次第で、やらない場合は猫の検診日にしようと決めていた。
午前8時半、このお天気ならできる!と決めた。
枠が乾く、これが決定の条件となった。
大2本、小2本、お風呂場でのはがしの準備として全体を暫く濡らしておいて、その間に
他の家事を済ませる。
周囲の家事が終わった頃、水を吸った障子紙はスルスルと無理なく剥がれたので、後は
桟の一本一本を洗って、庭の陽当たりのいい場所に立て掛けて乾燥させることにした。
その間に昼食を済ませて、本番の障子張は午後からできる体勢が整った。
ところが・・・、いざ始めようとしたら、2枠ずつ貼っていくのには、丈が足りない障子紙を用意してしまった。
ショック!
もう、買いにいくしかない!
今度は丈を確かめて買った。
最近は襖の紙の様に、全体を一度に貼る方法があるようだけれど、私には、その勇気がない。
絶対にどこかにゆがみが出て、やり直しが発生すると思うのだ。
それなら、今まで通り、小刻みに手の回る範囲の貼り方の方が「急がば回れ」になる。
結局2時間半くらいを掛けて、何とか4本完成した。
障子紙の残りが溜まっていたので、整理しようとしたら、
「2010年使用」と「2014年使用」と書かれた2本の残りがでてきた。
そうなんだ、
「この丈の物を用意するんだよ」
と、自分でメモしてくれてあるのに、段取りの段階で失敗したな~、と反省した。
それにしても、
「オリンピックイヤーと同じような間隔で張り替えていたんだ。4年毎。」
と、なると次は2022年。
今回同じ手順でやってみて、4年前との違いがあった。
体力・・・。
視力・・・。
以前の住居には10本の障子があった。
5間分のサッシの内側の障子が、半間×5=10本、丈は半間位だったが、それを一日で張り替えていた。
子供も小さかったのによくやったものだと思う。
4年後、その時に考えればいいと思っているが、プロに任せる日もくるかもしれない。
でも!やっぱりお正月の準備をしてこそ迎える新年だもの、コツコツ頑張ろう!
先週は、キッチンの換気扇周り、フィルターの掃除を済ませたので、もう大物は済んでスッキリ!
決断してよかった!
猫の検診は年内に行きます。後回しになってごめんね。