クラッシュと脳の関係?
2018/11/18マカオグランプリで大クラッシュが起きたニュースはショックだった。
事故のドライバーが、ドイツ人の女性で17歳だったということでもショックが大きかったと思う。
彼女は病院に搬送されて手術を受けて無事だったということで奇跡だと思ったほどだ。
そしてこう言っている。
「回復したらまた復帰する。」と。
そのニュースを見聞きして、事故を起こした男性と話した時のことを思った。
ジムで会う男性が過去起こした事故の様子を、たまたま話してくれる方向に話が進んだ。
彼は当時1100ccのBMWのバイクに乗っていた。
高速道路上で前のバイクが車線変更をしたことが原因で事故となってしまったらしい。
しかし、その時のことは殆ど覚えてなくて、気がついたら病院のベッドだったと。
では、事故の瞬間を思い出そうとしても、今でも分からないと言う。
そうなんだ、事故の瞬間というものは、もしかしたら一挙手一投足まで覚えていたら、その恐怖
を思い出す度に、どんなに辛くなるのか分からない。
だから、
「脳が異常なまでの恐怖などというものは記憶しないという作用をするのかも知れないですね。」
と私は想像して彼に伝えたら、彼も同意して
「本当にそうかもしれない。覚えていたらバイクを見る度に恐怖が蘇ってきてしまうかもしれない」
と答えていました。
その後、彼はバイクに乗るのを止めたらしい。
だから、今回の彼女のクラッシュの瞬間も彼女は記憶が飛んでいて、ただ怪我が治れば
メンタルの回復まで気にしなくても大丈夫ということなのかもしれないことなんだと想像した。
動画で観れば、命が助かったこと自体不思議なくらいの事故なのだ。
もしかして、それを一番知らないのが彼女なのかもしれない。
以上のことは全く、私個人の思惑ですが、本当に「脳」はそんな作用もしてくれるのかもしれないと
思うと、「脳」って凄いな、と畏敬の念でいっぱいになるのです。
脳科学者の方へ。
間違っていたらごめんなさい。