それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

借りてきた猫?

実際に会ったことはない猫の話。

長毛のこんな感じだったと思う。

写真を見せてもらっただけで、夏になるとライオンカットにすると聞いた。


 

友人宅に、飼い主の息子さんから預けられる猫ちゃんだ。

息子さんの海外出張の為に、時々、預けられる友人宅に2週間の予定だという。

 

預かる方は緊張で、夫婦で気を使う。

 

猫はそんなこと、知ったこっちゃない。

何度も預けられて少しは慣れているはずなのに、飼い主がいないのは寂しくて、部屋の隅っこやTVの奥に入り込むらしい。

だから、猫用の座布団をあちこちに置いてあるのだという。

 

どんなにコミュニケーションを取ろうとしても、所詮飼い主以上にはなれない。

 

猫の方は、そのお宅のインターフォンが鳴る度に、急いで飼い主が帰ってきた?

と、玄関に急ぐのだという。

息子さんが帰って来るときいつも、そのピンポンの音色が鳴るので、

「お迎えがきた~!」

みたいな嬉しさで玄関に向かうのだろう。

 

なんか、その様子を聞いたら、猫の気持ちが切なくて、泣きそうになった。

 

よく「借りてきた猫」のようにおとなしいと言われるが、預けられた猫はおとなしいというより、寂しくて寂しくて、不安なんだろう。

 

そんな気持ちよく解るので、私は旅に出ても、日帰りが基本になる。

預ける時の環境を想像すると、「いつもの何でもない日常」が最高なんだろう、と

預けなくてもいい状況を成るべく守ることと、思っている。

猫の幸せファーストですね!(できる範囲で、ってことですが・・・。)