「あっ、メモする人だ」
ジムで、だいたいの時間帯が同じ人が何人かいる。
それぞれの仕事の関係で、休憩時間を使ってトレーニングする人、休日をジムの日にしている人、
等々いろんな事情がある。
一定時間トレーニングして、その後
「これから、仕事に戻ります!」
と、元気に帰っていく人も、充実した足取りなのが嬉しい。
皆さん、自己管理ができていて、限られた時間を有効に使っている様子が気持ち良い。
そんな中で、休憩コーナーで時々何気ないお喋りをすることがある。
TVの
「健康番組○○観た?」
みたいなことで、麹についていい情報があったということだった。
その時、彼は年輩の方だけれど、携帯電話を開いて、多分メモしたものがあるのだろう、
それを見ながら、詳しく説明し始めた。
彼の携帯はまだスマホではないけれど、携帯のメモ機能をしっかりと使っているんだと観察した。
年輩の方でガラ携を使っている人は、メールと電話さえできればいい、と情報についての欲は
あまりないと考えている人が多い。
年輩になってパソコンが面倒な人こそスマホを使ってみたらいろんな情報が手に取れて世間が広がる
のにと、勿体ないと思うのだが、人それぞれなので、個人の自由ですね。
私も、ブログにも書いたが、人の記憶は6秒で失うということで、ちょっとでも閃いた?忘れたくない事
は、スマホにすぐにメモするようにしているので、彼の行動に、心の中で拍手していた。
彼は、時間の使い方もしっかりしていて、日々の予定、一週間の予定、健康診断の年間予定など、
もしっかり立てているようなので、話していても、話の輪郭が見えて気持ちが良い。
ジムに来ても、中には、途中スマホばかりいじって(何か記録しているかもしれませんが・・・)いる
人もいるので、その時その時を集中して時間を使っている彼のような人は見ていて気持ちがいい。
だから、携帯のメモを見ながら説明していた様子に、彼らしい、流石、と暮らし方の一辺を
垣間見た思いがしたのです。
「あっ、メモする人だ」と。