ジムでの、糖尿病の話。
ある女性の会員さんと、初めてご挨拶した。
その方とは、何度かお会いしてるのかもしれないが、きちんと自己紹介し合えたのは、初めてだと思う。
利用の曜日と、時間の違いで、全く会わない会員同士はかなりいるのだろう。
休憩コーナーで一緒になった。
その方は、昼間時々利用したらしく、その時私がいろんな器械に向き合っていたのを目撃して?いたと話してくれた。
そうなんだ、「人は見ているようで、見ていない。見ていないようで、見ている。」そのものだと思った。
彼女は、成人した方から小学生、幼稚園児までのお子様がいるという。
そして、現在糖尿病があって痩せる方法を探していて、いろんなフィットネスジムなどに通ったりして、辿り着いたのがこのジムだったということだった。
3月から入会して8か月で、8㎏減量できたということで、主治医からこのまま様子を見ましょうと言われているらしい。
固定したバーベルも使っての様々な器具に挑戦して、結果が出ているので、今ジムでのウェイトリフティングにはまってしまった、と話す。
子供たちも母親が痩せていくのが嬉しいので、上の子供さんが下の子供たちの面倒をみたりして、時間作りに協力してくれるのだとも話す。
入室時に全ての会員は氏名とその時刻を記入するシートがあって、終了時も同様だ。
だから、一日の利用者と、その数は、ある程度過去の記録も見ることができる。
それで、彼女と話した日は昼間と、夜それも、かなり日付の変わる頃まで来ていた記録があった。
糖尿病というのは、食事をした後数値が上がるので、気になって、筋トレしたい、とムズムズして来るのでドライブを兼ねて来てしまうのだと話してくれた。
ちょっと恥ずかしそうに。
羨ましい話だったので、話は盛り上がり、お互いに親しく話せる女性会員ができることで、ジムに通うのも楽しくなる。
「私も、8㎏減量目指しますね!」
と、本気と冗談の間位の話で締めくくった。
ここって、本当に個人個人の体型が変わっていくのが分かる場所だ。