「敬老の日」にちなんで考えてみた。
統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで-
総務省統計局では、「敬老の日」(9月18日)を迎えるに当たって、統計からみた我が国の高齢者のすがたについて取りまとめました。
- 高齢者の人口 (人口推計)
- 総人口が21万人減少する一方、高齢者は57万人増加
- 総人口に占める高齢者人口の割合は27.7%と、過去最高
- 90歳以上人口が初めて200万人を超える
- 日本の高齢者人口の割合は、世界で最高
- 高齢者の人口移動(日本人移動者) (住民基本台帳人口移動報告)
- 高齢者の転出超過数は東京都が最も多く、転入超過数は埼玉県が最も多い
- 高齢者の就業 (労働力調査)
- 高齢者の就業者数は、13年連続で増加し、770万人と過去最多
就業者総数に占める高齢者の割合は、11.9%と過去最高 - 高齢雇用者の4人に3人は、非正規の職員・従業員
高齢者の非正規の職員・従業員は、10年間で約2.5倍に増加 - 非正規の職員・従業員についた主な理由は、
男女とも「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多 - 日本の高齢者の就業率は、主要国で最高
- 高齢者の就業者数は、13年連続で増加し、770万人と過去最多
- 高齢者の家計 (家計調査、家計消費状況調査)
- 交際費、保健医療への支出割合が高い高齢者世帯
- 高齢者世帯の貯蓄現在高は1世帯当たり2394万円
- 10年間で2.9倍に上昇した高齢者世帯のネットショッピングの利用
- 医薬品・健康食品の支出割合が高い高齢者世帯のネットショッピング
- 高齢者の暮らし (社会生活基本調査)
上記記事引用
時期的に少し経っていますが、「敬老の日」にちなんでデータに出てきて欲しいことを考えていた。
90歳以上人口が初めて200万人を超える、で100歳以上の方々をメディアでも紹介していた。
そして、
厚生労働省は15日、100歳以上の高齢者が全国に6万7824人いると発表した。
前年から2132人増え、47年連続の増加。今年度中に100歳になる人も3万2097人と過去最多だった。
厚労省は「医療技術の進歩などが影響している」とみている。
という記事もあった。
と、いうことは来年度は100歳以上の高齢者が10万人に近くなるということになる。
皆さん全員がお元気ということが前提になるが。
こういうお元気な方がこれまでどんな風に暮らしてきたかということを掘り下げて欲しいと思った。
TVの健康番組に時々出演されて、食事、運動、普段の生活習慣などを紹介される方もいた。
地域のものを食べていたり、歯が健康の元だったとか、いろいろあった。
現在の「食スタイル」とは全然違うものだっただろうから、一概に比較はできないだろうが、
「働き方」「医療」「教育」「家庭の状況」なども含めて、成るべくいろんな角度から調査して欲しいと思う。
数のデータは出たが、その内容についても知りたいと思った。
むしろ、そちらの方が興味がある。
100歳であっても、健康寿命でありたいわけだが、そのように生きてこられた方々の生き方を、
これから生きて行こうとする国民に伝えて頂けたらと思っています。