それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

訴訟最終告知

また、新聞のコラム欄に気になる記事を見つけた。

 

以下引用です。
 「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」。訴訟の太字に、誰でもドキリとするだろう。差出人は霞が関の「法務省管轄支局 民間訴訟告知センター」。しかも、裁判の取り下げ最終期日はわずか数日後
 ▼そんなたぐいのはがきを受け取ったことはないだろうか。連絡がなければ「差し押さえを強制的に執行」などと書き連ねた文面は、事務的を装いながらも脅迫的だ
 ▼よく読めば何を消費したかには一切触れられず、明らかにおかしい。試しに記載住所を検索すると、はがきを送りつけてくる事業者名の一覧を掲載して注意を呼び掛ける行政関係のホームページに行き着いた
 ▼県内でも架空請求はがきに関する相談が昨春ごろから急増している。メールによる架空請求も珍しくないが、はがき型急増の背景には実体を伴う通知の方が本物と誤信させやすいといった悪知恵が働いているのかもしれない
 ▼はがきやメールに記された問い合わせ窓口に電話をかけ、多額をだましとられる実害も生じている。コンビニで電子マネーの購入や収納代行サービスによる支払いを指示する手口が増えて今年の県内被害額は4月末時点で1億円近くに及ぶ
 ▼はがきというアナログな手段を用いたりコンビニで決済できる電子マネーに目を付けたりと、あの手この手を繰り出す悪知恵に対し、行政や警察の注意喚起が全ての人に届いているとは限らない。コンビニ店員の機転で被害が防がれるケースが増えているそうだ。ちょっとした目配りが社会の安全網として機能することを、改めて心に刻みたい。
以上引用です。

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上川法務大臣

 

実をいうと、私もこんなアナログの葉書を送付されたことがある。
上記文章のように、記載住所をすぐに検索して、そんな部署はなかったことと、内容に覚えがないことで、その葉書は架空のものだと廃棄することにした。
ただ、そのまま廃棄するのもつまらないので、友人たちに見てもらうことにした。

幸運(?)なことに、友人たちはそんな葉書にお目にかかっていなかったので、ワイワイと眺めて、恰好の話題の餌食となった。

 

「俺、俺〇〇だけど」
と、いう電話も掛かってきたこともある、妙な葉書も来た。
と、いうことは結構の数の家庭にこんな詐欺まがいの手が及んでいるのだろう。
自分は絶対騙されない、と思っていても、気が弱っていたり、歳を重ねて世間の状況が把握できなかったりしていたら、
自分だって正確な判断ができなくなっているかもしれない。

独りで決断しないで、いつも話のできる人達が周囲に居てくれる状態があるといいですね。
そして、やっぱり、自力できちんとした情報を手に入れるという意識も保ちたいと思います。