それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

きちんとした人、・・羽生結弦。

冬季オリンピックが終わってから、メダリストが様々なインタビューに答えていた。
一日にTV局をはしごしてて、
「生出演の予定ですが、まだ到着してないみたいなので、もうしばらくお待ちください。」
なんていう場面もあったようだ。

そんなインタビューの中で
「ん?羽生君すごい、・・・」
と、聞き入った場面があった。
海外記者クラブにまで呼ばれちゃってたので、どこのインタビューかは判らない。

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「試合に出るためにホテルを出る時は、ベッドを整えて、使いっぱなしの状態では出ません」
と、こんなことを答えていたので、
「私も!」
なんて言いたくて、聞き入ってしまった。

 

メダリストにとってはどうでもいいことですが、私はその気持ちわかります。

勝手な偏見かもしれませんが、有名アスリートなどにはマネージャーやコーチや
身体のメンテナンスを受け持つ人とかが付いていて、アスリート本人は練習に
集中すればよい、と考えられます。
だから、本人が練習着脱ぎっぱなしでも、汗になったTシャツを放って、新しいのを交換したとしても、周りの誰かが始末をする、という図が当たり前かなと。
選手が必要とすることは、選手自身が雇った役割分担人たちが任されて、
「チーム〇▼」とかで、闘うということが行われているのだろう。

錦織圭選手や、同じく女子のシャラポワ選手などには、そんな形がはっきり見える。

 

勿論羽生さんの周りもそんな役割の方はいて当たり前。
だからこそ、「え?」になったんです。

 

そんな中で、普通の人が身支度を整えるように、普通のことをキチンとして、自分の周りはリセットした状態にする、ということに感嘆したのです。

 

逆に、普通の人だって、自分の身の回りを毎日整えるという人ばかりではないだろう。
時間がないからできない、そんなことは気にしない、ホテルなどは掃除人がいるんだから後片付けするのは当たり前だ、などという人。

 

私は、出かける前は「リセットして、帰宅してすぐ使える状態」にする派なので、羽生さんに同感です。
時間はそのためには逆算して作ります。
「後顧の憂いなく」の精神だと思います。

 

「美しいスケート、美しい演技」
を、掲げる彼が、洋服脱ぎっぱなしの部屋から、ベッドぐちゃぐちゃのままで出かけてきているなら、その様子は必ず、彼の風貌の片鱗に出てしまいます。

 

忙しいのは当たり前の生活の中で、日々日常をきちんと送っている様子は、
いい意味で、図らずも現れてしまいましたが、流石メダリストだと嬉しくなりました。

 

私は世間が騒ぐほど羽生さんのファンでも何でもないですが、「日々の整え方」
では、ハイタッチしたい気分です。

ただ、天才肌で興味のあること以外は何もしない、アインシュタインなどは、時計も読めなかった、なんて人もいるので、天才もアスリートも両極端に分かれるのかもしれません。

 

   

 

 

 

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