寒い夜は猫も寒い
今年の冬は平年と違って、本当に寒い。
植木も花も、「いつもと違う~!」と、その変化を身をもって(?)表してくれている。
枯れる・・・、葉っぱが出ている。
猫と暮らし始めて15年、この間には少なくともなかった現象だ。
落葉樹は仕方ない。
しかし、常緑樹までが一部枯れる、ということはなかった。
就寝時も寒い。
只、布団に入って暫くすれば、寝付ける暖かさにはなる。(電気毛布などは使用しない)
その時点で猫はかけ布団の上にスタンバッテいる。デーンと真ん中にすでにいる。
猫も寒いだろう。
私が、
「ごめんね、ちょっとお布団に入りたいんだけど・・・」
と、横から滑り込む。
猫は一旦ちょっとずれてくれる。
しかし、今度は肩の辺りに陣取るので
「うっ、重い~」
となる。実際4,5kg程ある。
そうこうしている内に、猫が動く。
枕側からお布団に入ってくる。
頭から入って、中で方向転換して、私と「り」の字になって、私の脇に身体全体を預けてくる。
私、「来た来た。ふふ・・・」
猫、「ゴロゴロ・・・・。温か~、安心~。ゴロゴロ・・・」
一緒に寝ながら、
「お鼻なでなでして~、お腹もなでなでして~」
と、全体を抱え込んでいる私の手に、こすり付けてくる。
猫のどこもかもが柔らかくて癒される。
外猫さんの肉球は、もっと硬くて色も黒っぽくなっているそうだ。
家猫のはピンクで柔らかい。
お互いの、一番幸せな時間だと思う。
居てくれてありがとう。