それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

”みなさん、これがフランス人です!”の生の声。

 

以下引用

 

「本日はかなり興奮してるので、

飯テロは無しにします!笑

ふがふが~~~~

コーヒー飲もうっと・・・

 

あとで図書館行ってこよう・・・

本の上に土足で立ってないことを祈ります!」

 

上記引用

 

と綴られています。

 

その前までの部分

「う~~ん、あるあるフランス」

と、思いつつ読ませて頂きました。

 

 

トイレの後、手洗いの機能が無い設計のトイレも、そう。

 

そうそう、その癖”ビデ”は立派に付いている。

 

パリ市内の歩道を一緒に歩いていた地元のフランス人から

「ウンチが落ちているから気を付けて。」

と、普通に言われたこともそう。

 

(ドイツかイギリスか北欧の国だったか、街の歩道上に散歩中の犬の糞を回収するボックスが設置されていて、回収用ビニールも付いていた都市があった。その代わり犬用の税金もあったような記憶がある。定かでないことを書いてごめんなさい。)

 

ウェルサイユ宮殿の鏡の間は有名だから、さぞ綺麗なんだろうと期待していたら

その鏡は綺麗に磨かれているとは程遠い、曇って汚いし、掃除してるの?というような全体で遠目には美しそうに見えるが、畳みに座る日本人の感覚からすると(こんな所で比べることでもないか)手拭きで掃除する文化とは程遠い、細やかさなんてなかった。

 

だから、TVの旅番組でタレントさんがべルサイユ宮殿なんか訪ねて、

「わ~、綺麗!」

なんて叫んでいるのを見ると、

「嘘っぽい~!、本当にそう思うの?」

と言いたくなる。

 

彼等は自信満々なんですよ。

 

フランス革命を成し遂げた人種ですもの。

 

クーデターではなく”革命”を成し遂げたんですから。

 

(ま、日本の歴史も戦国時代は領地を獲得する為に領主の首をはねていたけど、まだ日本という国が確立する前の話。)

一国ができてからそれを覆すという偉業?をやったフランス人には個人主義の概念は受け継がれているのでしょう。

 

個人の事大事だから、人の事は人の事、トイレにペーパーが撒き散らかされていても、自分がやった事でなければ、掃除をする仕事の人がすることでしょ?と知らん顔。

 

公共のものは綺麗にしようなんて気はない。

 

もっと言えば、掃除の人の仕事を奪うことになる位の考え方。

 

「ノン、私の仕事じゃない!」

 

こういう割り切り方、他のヨーロッパの国でも感じました。

 

スペインなどはお昼寝がある国、その時間になると、現場に人(スタッフ)がいても全く受け付けない。(何とかならないかというこちらが悪いけど)

 

こういうことは”融通を利かす”文化のある日本が間違ってるのかもしれないが。

 

とに角、徒然日記さんがどっぷりと生活をした中で感じたことのほんの数パーセントは解る気がします。

 

何と言っても”成り立ち”歴史が違う国に住む人間はDNAだって全く違うのだろうから、理解し合うためには根気よく話して誤解を解きながら相容れていくしかないのだろう。

 

そして、もう一つ、フランス人やイギリス人は、いや、北欧の国もそうかもしれないが、冒険好きですね。

未知のものへの探求心かもしれない。

 

その結果、フランス、イギリス、スペインなどが植民地を持ったことは歴史としてある。

それが、今になって植民地だった国から移民を迎えるということになっている。

 

だから、この筆者さん、徒然日記さんもそういう地区があって治安が悪いと書いていた。

 

日本人がブラジル移民として受け入れられて以降、今ブラジル移住の日本人2世3世などが

日本に移住、定住しているのと似ています。

 

人間誰しもが、育った母国での習慣以外の国で暮らすには違和感があるのは当たり前のことだと思う。

 

だから、世界は目の前にあるもの以外のものが一杯あるということを知るだけでも時間の長短はあっても暮らしてみるのはいいことなのだと思う。

 

地球の緯度が違うだけで、日の入りや日の出の感覚が違う

(緯度が高いと夏など午後10時くらいまで暗くならない国もある)、

四季はない、とか日本での暮らしがいかに固定観念化されているか気づく。

 

そして地図。

 

日本で出版されている地図は真ん中に日本列島がある。

しかし、当然他の国に行けば、その国が真ん中の地図が当たり前。

本当に地図の右端っこに日本列島は小さくある。

 

極東の国ニッポンの意味がわかる。

 

 

徒然日記さんの仰る通り、

「海外生活を経験してよかった」

と、思える感覚だろう。

 

そういう記事を拝読して、そんな記事をバンバン発信して下さっている筆者さん、

littleforestさんから目が離せないでいるのです。

 

貴重な生の声をありがとうございます。