猛暑とコロナ禍の中の食事会。
話題は去年の夏との明らかな違い。
皆さん仏壇を継いでいる身と言う立場。
夫が長男であり、自ずとお墓と仏壇を守っていく立場にある家だということになる。
たまたま偶然だろう。
最近、海外在住の方が発信されているブログを読ませて頂く機会が増えて、そういえば先祖を守っていくことが海外ではどんな形なのか、どなたか教えて下さらないかなどと思ったりする。
国籍から宗教から異なるといろんな問題勃発なんてこともあるのかな?
難しそうですね。
と、ちょっと話が逸れましたが、
その仏壇の花が暑さのため持たないという単純な話。
そうなのだ、花瓶の水も熱湯になってしまいそうなので、まして花瓶が小振りのサイズだと、
毎朝水を替えても、グンナリとしてしまう。
葉っぱは外側から茶色っぽくなってくるしいで、それに対して意見が同じだったことを発見。
「今年は花を飾っておくのを諦めた!」
と言う。
お許し願おう!ご先祖様に。
「お花を生けても一日でヘタってしまうんです。涼しくなったらまた生けますので。」
と、言い訳をした。
仏壇を預かってから十数年、こんなことはなかった。
今年は特別のようです。
と、自らの身体もへったっているとお互いに嘆きながら、そんな話をしながらも
久し振りの涼し気な茄子料理などを頂いた。
「折戸茄子の素麺仕立て」
今回もまた、ドライアイスでの涼し気な演出に歓声が上がった。
「こんなに細く、茄子を素麺のように仕立てるってどんな風にするんだろう?」
と、感心していると、
「かつら剥きするんです。」
と、オーナーの返事に、
「切れ味のいい包丁なんでしょうね!?」
と、私達。
笑顔で、
「当然!」
の表情のオーナー。
「南鮪とアボカド寿司」
久し振りにこんな時間を持ててお互いに日頃の疲労感が少し柔らいだようだ。
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