それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

”Miss you”と映画「ビフォア・サンセット」と中庭。

映画「ビフォア・サンセット

 

 

リチャード・リンクレイター監督、イーサン・ホークジュリー・デルピー主演で1995年に製作された「恋人までの距離(ディスタンス)」=原題「ビフォア・サンライズ」の、9年ぶりとなる続編。前作の主人公2人が9年後にパリで再会する。ジェシーは結婚して子どもも生まれ、作家となってパリの書店に講演にやってくる。セリーヌ環境保護団体で働き、今は旅行中の写真家の恋人と同居しているが、ジェシーの講演会に現れる。2012年には、本作からさらに9年後の2人を描いた3作目「ビフォア・ミッドナイト」も製作された。

2004年製作/81分/アメリ
原題:Before Sunset
配給:ワーナー・ブラザース映画

 

上記引用

 

この映画の面白い所は、3作共時系列、主演俳優共実在の二人で実際の歳月が経っていると言うことなのだ。

現実の世間でも「あるある」事実だろう。

そんな映画なのだ。

 

リブログしておきたいと思って過去記事を(自分の記事なのに)探しました。

「Miss You」2018/08/18
https://ameblo.jp/kickbell/entry-12398304742.html

 

何故か。

 

ジュリー・デルピーが演じたセリーヌの住んでいる場所が、パリの中庭がある集合住宅だったんです。

 

2020/07/28の記事に中庭について書きました。

https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12612819627

 

そんな中庭生活が日常出てくる映画だったのです。

住人は仲良くて、ランチしたり集まったりが普通にある生活。

だから、”中庭記事”を書いていて、映画を思い出し、最後のシーンが蘇ってきた。

 

中庭の」ある集合住宅の彼女の部屋で鼻歌を歌いながら、再会した彼とのことを想って?ゆったりと身体を揺らしていたシーンが印象的で、同じようにこの映画のファンだった友人と、

「あれ観た?(二作目)」

「観た観た!3作目もあるんだよ!」

と、興奮気味に話したのを覚えている。

 

その彼女は留学経験有で、そこでの恋愛経験も多分?有りで、その後日本で普通に結婚して数年が経っていた頃なので、いろいろと感情移入するところもあったりだったと思う。

 

世間のそういう所を監督は知っての上で制作している(多分)映画なので、恋愛から結婚生活を経ている男女にとってはムズムズしたりチクチクと刺さったりする映画なのだと思う。

 

そして、時系列が実際と同じで同じ俳優なんて、そこの所も非常に興味深いのです。

3作目までの期間が18年の男女のその後なんて、それだけでも

「面白~い!」

ので、この映画は特別の思いがあるのです。

 

よく喋る二人ですが、それをどう感じるか、ですね。

微妙な・・・、映画ですが、私は好きです。

 

①「ビフォア・サンライズ」1995

 

②「ビフォア・サンセット」2004

 

③「ビフォア・ミッドナイト」2012