それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

外出自粛の風景。

夏日に近い日が続く最近は、夕方ウォ━キングをしている。

時間があったとしても、昼間の陽が高い気温の高い時間帯は避ける。

私の後方から二人の兄妹が歩いて来た。
腕に点滅の灯りを着けていて感心していた。
でも、子供だけの薄暮の時間帯の外出は大丈夫かな?と思っていた。

暫く様子を見ながら歩いていると二人が走り始めた。

「仲のいい兄妹だな~。」

と、見ていて頬が緩んだ。

 

と、そこへ、一組の夫婦らしき大人が走り込んで行った。

そして、それは家族だったらしく、リーダーらしきママが慣れた様子で走って行く。

子供達はママのスピードに合わせようと頑張っているのが解る。

 

夫婦も腕にピカピカと光る点滅の灯りを着けている。

 

 

「そうか、自分の存在アピールの為に光を点滅させる用意は親がきちんと子供にも装着

させていたんだな。危機管理のしっかりした親子でいいな。」

と、感心していた。

 

ただ、気になったのが、ママの速度に追いつくのか、適当でないのか、何か荷物を持って、

不安定な走り方でパタパタと最後尾を走るパパらしき人だった。

 

何だろう、ママはマラソン出場しそうな堂々の走りなのに、パパの自信なさそうな、ママの一声の元、走らされているような様子は、最初とは違う意味で笑えてしまった。

 

あの家庭のリーダーは絶対ママだ。

咄嗟に脳裏に家庭内ヒエラルキーの構図がはっきりと浮かんだ。

 

まあ、どんな家庭てあろうと、家族が一団となってコロナ禍の元、運動不足解消ができるのなら立派なものだな、と後ろ姿を見送っていた。

 

結構、こんな家族単位で走る若い家族は増えている外出自粛の昨今だ。

 

「それにしても、あのパパは何を持っていたんだろう?何だか抱えて走ってたな・・・。(独り言)」