それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

風。

もう、5月。

 

朝起きて、カーテンを開け、サッシ戸を開け、部屋に朝日と風が吹き込む。

 

最近のお天気は日本中が巣籠りするのに反してという程晴天が続いている。

本当は、何処かに出掛けるには最高のお天気だ。

 

そんな朝、

「あっ、いい風だ、・・・。」

と気持ちよい風を感じる。

 

気持ちのいい風、気持ちの悪い風、悪い予感を感じる風、不安になる風、と様々な風がある。

 

 

その日の空は真っ青、陽射しはこれからという朝の真新しいような風が吹いてきた。

「う~~~ん、気持ちがいい。」

 

過去、いろんな場所でいろんな”風”を感じてきた。

誰にでもある普通の事だ。

 

でも、やっぱり記憶に残る風はあった。

急に起こった雨を感じさせるような不穏な風ではなく”気持ちのいい風”が記憶に残っている。

 

旅行先で、季節の変わり目に、ちょっと独りで、感受性が高まっている時に感じた風と、一体になった風景・・・、そんな時の風はその光景と共に脳裏に刻まれている。

 

だから、私は風が好きだ。

 

どこでも、現地で感じたことを蘇ることができるような気持ちにさせてくれるからだ。

 

「あの季節、あの場所で感じたのと似ている、こんな風だった・・・。懐かしい。」

などと。

 

だから、たかが風、されど風だけれど、旅をして違いを感じるのはその地の空気と色と風なのだ。

だから、思い出すように、風を感じるのは心地よく、大好きだ。