それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

朗報。

以前の記事の中に私のお気に入りのレストランが次々と閉店してしまうという内容のものがある。

 

一店舗は奥様が亡くなられた。

結局、ご主人は閉店を決断された。

 

もう一店舗はオーナーシェフであるご主人の体調不良ということを聞いていたが、暫くすると、店舗そのものが取り壊されて無くなっていた。

 

そして三店舗目はずっと休業中だった。

時々お店の前を通ってみたりしていたが、営業している様子ではなかった。

「臨時休業」の看板が出ていた。

理由はご主人の腰痛だと伺っていた。

だからもう閉店するのかと寂しく思っていた。

 

ところが、そのお店の奥様に大型スーパーでお会い出来たのだ。

 

このスーパーでは何故か出会う人にじっと見つめられるというパターンが多い。

 

そう、その日やっぱり目が合って、立ち止まってお辞儀をする人がいた。

「知ってる人かな?」

と、よーく見るとあのお店の奥様かな?と思い出した。

 

失礼だったけど、少し髪が伸びて、お店にいる時と違い、その上マスクで覆われていたので

近づいて挨拶するまで分からなかったのだ。

 

彼女はしっかりとマスクをしているので、あまり近づくことは避けたいのかと、距離をとって話を始めた。

 

休業から8か月が経ったと言う。

ご主人は成るべく再開したいと考えてはいた様なのだが、そんな復帰のタイミングでコロナ感染の事態に突入してしまったのだそうだ。

今でも再開を迷っておられるようなのだが、ご主人の仕事をしたいという気持ちが強いということで4月半ばから、従来の営業日通りで始めると話してくれた。

 

しかし、ランチのみで夜の営業はしないそうだ。

 

住宅街の一角に「洋食屋さん」という内容で営業されていて、ランチタイムはサラリーマンで一杯になるお店なのだ。

 

そのサラリーマンさん達はどうしていただろうかと気になっていたが、きっとまたお店を盛り上げてくれることと思う。

 

どこのお店にもお薦めの一品というものがあって、他にはないメニューなので、休業中も

時々、

「あの味はもう一度味わいたいな。」

などと食べたい衝動に駆られたりしていた。

 

そんな中での奥様からの再開のことを伺って、これは朗報だと思ったのです。

 

 

「是非、また伺います。」

と、喜んでお返事をした。