それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

コロナウィルス感染の余波、こんな所にも。

TV、ネット他あらゆる分野で伝わってくるニュースで新型コロナウィルス感染予防の対策が講じられている。

 

とうとう全国小・中・高校の一斉休校が2020/03/02(各県、市町村で違いはある。)から春休み

まで休校ということになった。

人が集まる形をとるものはイベント、スポーツ界での開催、結婚式などまで中止にするような

傾向になってきている。

 

今が一番感染拡大を止められるか否かという時期だと政府は判断したようだ。

 

丁度、受験時期、卒業式、終業式の時期で児童生徒、教育関係者の多くは戸惑いの中にいて、いろんな意見もある。

しかし、大方は政府の判断に従わざるを得ない恰好だ。

 

そんな”人が接触する”という観点から”休みように”とのお達しが出た業界がある。

 

友人が嘆くその業界が”音楽業界”だ。

子供達に音楽教育を提供している大手の音楽教室だ。

 

 

彼女はレッスンを受け持つ音楽教師だ。

生徒とは個人レッスンを受け持ち、其々の時間帯を決めてレッスンするという教師だ。

 

取り敢えずは2月末から3月の一週目を全て休みとするというお達しらしい。

 

教師たちも細かく決められたレッスン割り当てに添って進めているところを、予定が全く崩れ、

その欠けた時間を後で埋める手立てが必要になるということだ。

 

生徒の人数が多くなればなるほど修正が難しくて、その決定に悲鳴を上げていると聞いた。

 

実際に彼女と会って話を聞いたので、

「何をしていいのか分からない。どうしよう?」

と憔悴しているのを見て、

「ああ、こんな場所にもコロナ感染の余派が迫っていたんだ。」

と、何と励ましていいものやら言葉が出なかった。

 

日本国民は、ある程度の理解は示すものの、各家庭での環境もあって、この時期をどう乗り切るのか暗中模索しているようだ。

 

何とか収束に向かうことを願うしかない。