それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

18歳。

我が家の猫の歳。


先日長寿猫の事を投稿した。2019/12/25投稿。
25歳と24歳。
116歳と112歳、合計228歳ということだった。

 

そうか~、猫とも一緒に暮らしているとそんなにどんどん歳を取っていくなんてことを忘れがち

だ。

いつまでも、我が家にやって来た当時のままだと思っていた。

 

 

でも、人間の18歳って、結構自立の年齢ではないか?と振り返ってみた。
そうだ、人間は高校卒業の歳で、実家を離れて大学に進んだりする。

 

我が家も、一人、二人、三人と皆実家を巣立っていった歳なのだ。

最後の一人が巣立った時は、流石に寂しいと思った。

 

これから、夫婦二人でどんな会話をすればいい?

どうして暮らしていけばいい?

と、不安になった。

 

けれど、”慣れ”は怖いです。

いろんなことが軽減されて、まだ双方の両親が健在の内にやりたいことを慣行しよう!と

思い立ってしまった。

 

その頃から、私は海外に行った。

学校に入ったり、ホームステイしたりと、人生で一番楽しかった頃かもしれない。

夫の了解を得て、一か月位の予定で留守にした。

友人も沢山できた。

その友人とクリスマス時期のスペインをウロウロして、南仏を巡ったのも忘れられない。

 

息子達はよく空港まで送りにきてくれた。

私の一人旅に少し不安だったのかもしれない。

 

でも、彼等もその後は自分たちなりの海外行を慣行していた。

 

話が飛んでいってしまうが、家族にとって、”18歳”という歳は子供だけではない、

家族全員が次のステップに旅立つ歳なのではないか、なかったか、と思い出したのだ。

 

ただ、ペット達にはそんな巣立ちはない。

もう、老齢の時期にきているのだ。

 

人間とペットを同格に考えること自体無理があるが、ペットとはこれからも命のある限りずっと

一緒に暮らせる。

見守っていく責任がある。

 

しかし、子供達とは、其々18年しか一緒に暮らさなかったのだと思い返した。

子育ては一生、なんて思いで暮らしていたけど、猫と暮らした年月よりも短かかったのだ。

 

そう気づいたら、何か複雑なものを感じたのだ。

息子達の自立も、猫の長寿も感慨深いのだ。

 

区切りの歳”18歳”を思ってどちらにも感謝の気持ちが募るこの頃なのです。