それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

生きてるだけで偉大だ。

姪の家族が飼っていた柴犬が天国に旅立った。

2019/12/01。

 

最後に会ったのは今年の4月の終わりだった。

私が遠方にある姪の家を訪ねた時だった。

 

その頃ちょっと具合が悪いということで獣医さんにかかっているとのことだった。

でも、家族に甘えている様子は重病のようには見えなかった。

 

病気が原因で、トイレなどの阻喪があると申し訳ない表情をしていたと聞いた。

 

飼い主の方向性としては手術が無理なら、病気と向き合っていつも通りに暮らそうと決めていたようだ。

あれから7か月、家族に囲まれて愛情いっぱいの中で暮らした筈だ。

私の実家にお正月や夏休みなどに一緒に来て、実家の柴犬とも皆で散歩したり、走り回ったり、逃走?して先に実家に帰ってしまって大騒ぎしたこともある。

 

手前の大きい方が牡の亡くなった犬。奥が実家の雌犬。

2017年正月の写真。まだ、3歳かと思う。

家族で沢山の思い出を共有した。

まだ5歳の牡犬だった、若かった。

 

寿命だったと思うしかない。

 

姪の夫の腕の中で最期を迎えたと聞いて、涙したが、幸せな旅立ちだったと納得した。

 

帰宅して目の前にいる我が家の猫を見つめた。

18歳の牡。

「生きててくれてありがとう。生きてるだけで凄いね。よく一緒に生きてくれてるね。

君は生きてるだけで偉大だよ。ありがとう。」

と、話しかけた。

 

猫は私の目をじっと見つめていた。

気持ちが通じたのかな。

何度も何度も、

「こんなに長く生きててくれて、偉大だよね。ありがとう。」

と、語りかけた。

 

抱きしめるとソッポ向いてるけど、じっとしててくれる・・・・。