それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

タイトル保持者のパネル写真。

久しぶりに大会のタイトル保持者にあった。

 

彼は昨年も今年もある大会で優勝を果たした。

 

大会と一口で言っても、ボディビルの全国大会から、そこから海外にまで出場するとか、

フィットネス系で各地に大会、主催者が違う各大会と各種様々なようだ。

 

また、その中でも、身長別に階級が分かれているようで、同じ大会から優勝者が何名も出ることもあるようだ。

 

そして、今年の優勝者には、晴れのその姿をパネル写真にしてジムに飾ることを勧めているようだ。

 

(写真は本人とは無関係です。)

 

だから、そんな優勝者が出来上がったパネルをジムの壁面に飾るべく持参し、管理者が貼り出し、そこにいた人達で称えたりする。

ご本人も嬉しそうで、満面の笑みを浮かべていた。

また来年への決意に繋がっているようだ。

 

そんな中の一人が彼だ。

 

だから、久し振りに会って、彼に振ってみた。

「○○さん、まだパネルが出てないようだけど、早く貼り出して下さいね。」と。

 

想像した通りの返事だった。

「恥ずかしいじゃないですか~、出しませんよ~。」

 

うんうん、解る。

彼はそんな人だ。

 

森山未来さんに似た彼に、

「似てるって言われるでしょ?」

と訊いてみた時、

「時々言われます。」

って答えるそんなシャイな人。

 

お仕事の関係で決まった時間帯にはこれないようだけれど、彼なりの時間帯があるらしく時々会える。

とってもシャイだけど、きちんと挨拶はできるし、時々振られたことには答えてくれる。

だから、今回のような晴れの結果は残して欲しくて訊いてみた。

 

だけど、結果には満足しているようで、そんな話は嬉しそうだ。

その笑顔から優勝の喜びは伝わってくる。

 

多分、本心でパネル写真を貼り出すつもりはないのだろう。

 

人前で出来上がった自身の身体でポーズを作るスポーツを選んだのに、反面では恥ずかしいという心理はいかにも男性らしいなと理解できる、気がする。

 

強く逞しくいたいという心理と、いや誇示したいわけではない、という心理がせめぎ合う、

そんな彼の表情が爽やかに可愛かった。

 

でも、来年も優勝目指して下さいね!

応援してま~す!