それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

寂しい…。

休業中の中華料理店について記事を書いたことがある。

2019/07/08の記事だった。
 
その後、そのお店のことが気になっていたが、看板の灯りが消えていることが多く、いつになったら再開するのか注意していた。
 
 
たまたまお店の前を通ることがあって、貼り紙がしてあったので近づいて読んでみた。
 
それは、「閉店のお知らせ」になっていた。
不審者のようになってしまうけれど、暗いままの店内を覗いてみた。
 
店内はきちんと片付けられていて、客用のお茶碗などもトレーの上に並べられていて、その上に布巾も掛けてあった。
 
ホールを受け持っていた奥様は店内をいつも奇麗に保っていて、その清潔さも私のお気に入りの一因だった。
だから、こうして休業中も店内は整頓されているのだと感心した。
 
しかし、このまま営業を再開することはないのだと分かると急に寂しさが沸き上がってきた。
 
料理人だったご主人は夜10時まで営業するのに、私がゴミ出しをする早朝から、よくお店に向かう姿を見かけていた。
 
よく働くご夫婦だなと感心していたものだ。
お料理は確かなもので、美味しかった。
 
だから、今回の決断はお二人にとって苦渋のものであったと想像する。
しかし、奥様の体調不良はそれさえも避けられないものだったのだろう。
 
お二人は今どうされているのだろうと本当に心配になる。
 
でも、まだお店は締まったままだけれど、そのままある。
もしも、奇跡が起こったら・・・・、また看板に灯りが点いてくれる日が来てくれるだろうかと
ささやかな期待を持っている。
灯りが点いたら、また伺いたいです。
ご主人の作る「回鍋肉」はどこのお店のよりも美味しかった。
 
闘病されている奥様がお元気になられるようにお祈りするしかない私です。
ご主人も、また好きなお料理でお客様をお迎えする日が来ますことを祈っています。