それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

ディ━プインパクト。

競争馬のディープインパクトが2019/07/30、 17歳で亡くなった。

 

ラストランの映像を観た。
 
彼が活躍していた時期、競馬ファンでもなかったので、リアルタイムでレースを観ることはなかったけれど(いや、有馬記念として観たことはあったのかもしれない)、この馬に非常に興味を持って観たのではない筈だ。
 
けれど、今こうやって観ると最後の直進コースで後方から物凄いスピードで前方の馬を追い抜いていく姿がドラマそのもので、ぐっとこみ上げてくるものがあった。
「すごい!」
「走りたくて走りたくて堪らない彼を、騎手の武さんが抑えて抑えて、直進に入ったところで
さあ、思いっきり走れ!」
と指示し、彼は嬉しくて嬉しくて走っているように見えた。
馬の本能、実力を馬の気持ちになって走らせるようで、その姿に物凄い感動がこみ上げたので、記事に残しておきたいと思ったのです。

 

こんな走りを見せてくれていた馬の走りを今頃知るなんて、私はなんて馬鹿だったんだろうと悔やんでいる。

 

引退後も種牡馬として優秀な子供達を輩出したということで、競争馬として最高の人生を送ったということなのだと理解し、

「沢山の夢のようなレースを見せてくれてありがとう!」と追悼の意を送らせて下さい。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190730-00000274-sph-horse


 

以下引用

 

“無敗の3冠馬ディープインパクトが30日朝、17歳でその生涯に幕を閉じた。ディープインパクト武豊騎手とのコンビで2005年4月『皐月賞』でG1デビュー。スタートでつまずき、武騎手が落馬しそうになり大きく出遅れたが、後ろから次々と他の馬を追い抜き圧勝した。

武騎手はレース後、その走りを「飛んでいるような感覚」と語った。

 

そして同じ年の『日本ダービー』『菊花賞』で勝利し、日本競馬史上2頭目となる無敗での3冠馬となった。

しかし、12月の『有馬記念』で初の黒星を喫し、翌年、日本中の期待を背負って臨んだフランスの『凱旋(がいせん)門賞』では失格となった。

2回目となる有馬記念ではラストランを勝利で飾り、現役を引退した。

引退後は種牡馬となり、優秀な遺伝子を次世代に継承してきた。

子どもたちが勝利したG1レースは51回、獲得賞金も総額で500億円を超えている。

 

ディープインパクトを管理していた牧場によると、ディープインパクトは今年3月に首を痛め、種付けを中止していた。

29日朝の検査では問題なかったが、数時間後に急変して立てない状態になったという。

馬は立てなくなると血流が滞って筋肉が壊死する恐れもあるので、安楽死せざるを得なかったという。

 

武騎手は「私の人生のおいて本当に特別な馬でした。彼にはただただ感謝しかありません」とコメント。

ディープインパクトの育ての親・池江泰郎さんは「もうちょっと元気でいてくれると思っていた。100年に1頭出るか出ないかの馬だと自信を持って言える。

2度とこういう馬にめぐり合うことはないだろう」と語った。