それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

蝉の真新しい抜け殻。

2019/07/25(木)の朝の猫散歩の時、一斉に蝉が鳴き始めていた。

 

玄関横のヤマボウシの木の下を通ったら突然の蝉の鳴き声。

猫も思わず上を見上げた。

あまりの鳴き声の近さに、木の枝の一本一本を辿って、蝉本体を探した。

 

いるいる、身体の下の方を震わして動いているのが見えた。

2匹いた。

身体を震わせていて、「ミ~ン、ミ~ン」と聴こえてくる。

昨日まで、うんともすんとも聴こえてきていなかった蝉が一斉に鳴き始めた。

 

「うわー!すごいな、曇天や雨の時は気配もなかったのに、雲が切れて、

太陽が顔を出した途端に、蝉が殻を出て、鳴くなんて。」

と、木立の間をよ~く見て、初蝉の声を聴いていた。

近くだと、ちょっとうるさい位だけど・・・。

 

鳴いてる最中の蝉からちょっと離れた枝に、多分抜けてきたばかりだと思われる

「殻」が引っかかっていた。

 

 

よ~く見ないとわからない。

 

でも、蝉の気持ちが解るような気がして切ない思いになった。

地中に8年?位いて、ひと夏の蝉生活が短い筈だ。

だから、早く殻から抜け出て蝉になりたかったんだよね。

 

それが、今年の梅雨が長引いて、もうすぐ8月だものね、次世代のことも

考えるといつまでも、待っていられないよね。

 

もう、晴れた!鳴くぞ!って感じだったように見えて、多少のうるささも

我慢しようか、とまじまじと殻を撮ってみた次第です。

(見にくいですよね。ごめんなさい。)