それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

お代わり~!!

猫が餌のお代わりをした。

 

この缶詰が気に入ったようです。

包装が破れてますが、いつもの水煮状のものだと思って買ったら中身はゼリー状だった。

 

普段、餌の時間にはお皿を二枚並べてカリカリタイプと水煮タイプを同時に揃えておく。

両方共量は少なめに、二皿で一食分になるくらいにしておく。

 

それは猫が求めたことではない。

もし、自分だったら、と考えると毎回、毎回、同じ食事だったら飽きてしまうよな、と思う。

だから、煮たものとカリカリを同時に用意する。

 

カリカリは時々、獣医さんの所で頂くサンプルも、

「食べてみる?」

と、腎臓病用だったりするので試したりする。

 

反応は、

「うん、このカリカリ美味しい、美味しい」

と食べてくれる。

 

獣医さんのところで、体重管理もしているので、食べたい物を食べたい時に食べて元気で

いてくれることが一番と思っている。

いつもと同じ様なものは結果的には食べているが、

「また、これか。後で食べる~。」

なんて感じ。

 

だから水煮もいろんな物を提供してみる。

トロリとしたもの、ゼリー状になったもの、シーチキン様のもの等々、いろいろ楽しんでもらいたい。

 

そのタイプの違う二皿を交互に食べている様子は、

「うん、こっちも美味しいぞ、いやまたこっちを食べてみよう、ムニャムニャ」

とでも言っているようで嬉しい。

 

そんな中、お代わりされた缶詰は今回、間違って買ってきたものだった。

お皿に7割程度入れておいたものを食べても、まだお皿から離れない。

その上

「ニャ~、ニャ~、ニャア~~!」

と私をハッキリと呼ぶ。

「美味しかった!もっと頂戴!」

と私を見上げて、目をそらさない。

貰えるまで、彼はお皿に向かって真っすぐに座り込んでいる。

 

身体はお皿の方、顔は私に向かっている。

「もっと、入れて。」

とその目はしっかりと私を離さない。

 

その意志表示が、私は嬉しかった。

自分がしたい事は、何でも伝えてくれる。

 

開けて欲しいドアー、サッシ戸、は私を見るとタタタと走って行って、

「ここ開けて!」

と座り込む。

私なら、何でも叶えてくれると信じてくれている。

先回りして伝えてくれる意志をなるべく尊重している。

 

こういうことをコミュニケーションと言うんだ、猫との、と首を上下して食べている猫に訊く、

「お代わりするくらい美味しかったの~?」と。

猫の背中は、

「うん、美味しい美味しい」

と、言っているようだった。