それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

追い出しましょう。

ある日のNHKTV夕方の番組から。

「シブ5時  悩み相談 渋護寺」でのことだ。

相談内容は「自立できるのか心配になる息子」ということだった。

回答者は、

釈徹宗さん、千秋さん、古田敦也さんだった。

 

結果3人共厳しめの答えに、すっきりした。

 

「ご飯を用意しない。」・・・古田さん。

「追い出す」・・・千秋さん。

「息子を中心に考えないで、母親自身の生き方を前面に出す。

あなたのことはかまってる時期は終りました」・・・釈徹宗さん。

 

司会の清水ミチコさんは全体を厳しいご意見と締めくくったけれど、厳しいと思わなかった。

 

息子でも、娘でも、夫でも、家には「衣食住」が完璧に揃っているのが当たり前のように思っていたら、

それに甘えるでしょう。

成人したら、定年退職したら、それらは各々が揃えるものでしょう。

家族と同居でも、揃えてくれる人がいてこその状態です。

 

子供時代の延長のように、或いは現役時代を支えてもらっていた時代と同様に考えているのは間違いですよ。

 

自立する気のない子供を追い出すのは大変だろうけれど、だったら上記の三人の意見のように

「あなた方の世話は卒業します。」

で母や、妻から卒業していいと思うのです。

 

毎日、何も考えなくても、食べるものが出てくる、ある、というのは当たり前ではありません。

 

たまたま観た番組だったけれど、モヤモヤがすっきりした気分でした。