それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

おでんの適正価格?

駅の南口にある銀行に用事があって銀行の駐車場に車を入れて窓口での作業を済ませた。

 

南口でも駅なので、周辺にはいろんな食べ物屋さんがある。

昼時だったので、おでん屋さんがあることを思い出して、テイクアウトするつもりで行った。

ビジネスマン向けのホテルも多いので、この店は朝食向けのサービスもある。

 

おにぎり二個と漬物とみそ汁付きで350円という値段だった。(現在の値段は分からない。)

おにぎりはコンビニのより少し小さめだけれど、握りたてで暖かい。

値段は、それでも100円だった。

 

そんな店の真ん中におでんの仕切りがある。

店仕舞いは午後5時と早いが、周辺のビジネスマンや会社員がすぐ食べられるお店として、あるいは

一人でも食べやすいのか、よく利用されているようだ。

 

もう、何年も来ていないが、おでんとおにぎりを昼用に買うことにした。

鮭、おかか、赤飯、取り敢えず3個のおにぎりと、おでんを4~5本と思って選んだ。

串にさしてあるおでんを見てびっくりした。

 

とに角、具が小さい!

練り製品は通常の物を半分にしてある。

一本60円と張り紙にあるけど、コンビニサイズなら120円ということだ。

 

で、コンビニのおでん価格を調べると、だいたい一つ85~95円。

いろんな種類を食べられるでしょ?ということかもしれないけれど、いかにもしょんぼり

したおでんの姿に興ざめしてしまった。

 

脇に美味しいおでん味噌が添えられている店には(モンビニも味噌あったような)

「美味しく食べてね。」

という気持ちが感じられるが、それもなくまだ味も染みてないような具ばかりだった。

ま、取り敢えず4本ばかりプラスティックのお皿に入れたが、そんなしょぼしょぼ

商品が合計540円。

これはちょっとしたお弁当が買える値段だ。

 

以前はもっと、どちらもしっかりとした体裁のものを並べていたように思うが、

値上げをしないで商売頑張ろうとすると、中身を減らすという方向にいくしかないのか

と、内容の変貌ぶりに驚いたのだ。

 

「このおでんはぼったくりだ!」

と、スーパーでの具の値段を知っている主婦からすると、作業、店舗費用、等々などの

経費が掛かるとしても、あまりに貧弱なおでんに出逢ってしまって、悲しかった。

 

次の日、元気な大根を買ってあったので、家事の合間にも柔らかくなるように、早目に

米糠の代わりにお米を少々入れて我が家のおでんの具を作り始めた。

普通の大きさの練り製品、ゆで卵、大根等々の具と、おでんの汁で溶いた味噌を用意して

リベンジした。

「人は見てるようで見てない、見てないようで見ている。」ですね、お母さん!

 

今回の記事の内容は夜、酒のつまみとして出される「おでん」ではなく、コンビニ

で売られているような「おでん」が対象です。