それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

家計の管理はどちらが?

夫と同世代の男性がジムで頑張っている。

 

その方との世間話から、夫婦のどちらが家計の管理をしているかの話題になった。
女性同士で話しても、家計管理に関しては家庭の数だけ家計管理の数がありという程、それぞれだ。

 

只、どうもそのお宅は夫が全て管理していて、我が家は全体を私が管理している。
夫婦とも、個人名義での収入はそれぞれの管理になっているが。

 

全体を管理するとなると、それは、突然の出費などにも備えるということで、年間の収支を捉えていないとできないことなのだ。

 

管理者は家のメンテナンスから、家電の買い替え、修理など、不意の入院など、全てに備えなければならない。
定年後も、税金、保険、それも医療から、地震から、賠償保険から、車の任意保険の年間分×2台と、年間で捉えるものから、5年分一括で払うものからいろいろ管理が発生する。

 

要するに、払う時期に用意できる予算を組んで、毎月の管理を進行していくのだ。
それを、面倒だからと、思う側が、思わない側に任せているのが家計管理なのだ。
どちらかがやる、か、どちらもやる、か、どちらもやらない、家庭が生まれる筈だ。

「家庭が崩壊」していない家庭は多分どちらかが、あるいは両方がやっているのだろう。

 

そこで、どうも、いろんな「管理」が不得手な我夫に対して、全てを管理して妻が安心して暮らしている家庭がある、ということ、夫が「しっかり者」ということに羨ましさを感じた。
語ることの細部が地に足をつけている。
(そういう人はまた、時間の管理も長けているようだ、
一日のスケジュールから、先の予定なども話を聞くと、気持ちいいほど、きちっとしている。)

 

 

しかし、私は「夫が管理してる筈」だけでは信用できない。
彼は突発的なことに対応できると思えないからだ。
指示待ちするタイプなのだ。

 

それに、「何となく、夫に頼ればいい」というのが嫌なのだ。
夫の傘の下の人生?
いやいや、そんな限られた範囲なんて勿体ない、私自身の可能性は夫婦であっても自分で広げる。
実際に、そうしてきたので、夫のせいでできたとかできなかった、あるいは、子供のせいでできたとか、できなかったということは無い。
結果の良し悪しは自己完結。

 

人生の時間も、家計も、管理次第では有効に使うことができるのだ。
だから頼らない、依存しない。

 

他を信用できず自分でやるから、片方がやらなくていい状態になるのだろう。
管理できる方は、「多分、女房がやってくれる」「多分、夫がうまくやってくれる」、ではなく、過去、ずっと「自分でやる」ことが当然という考え方をしていただけ。


例え、それが自分一人のことでも、夫婦、家庭のことでも、「自分の管理は自分で」と考えてきた。

 

管理者の方は、やることが苦ではなく、うやむやの方が苦なのだ。
夫婦ってうまく”できて行く”のだと思っている。