それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

ヒラヒラと舞う機密文書と危機管理能力。

先ずは、記事引用です。
” 今月2日、大阪市内の交差点で機密文書を含む国土交通省大阪航空局の書類、およそ840枚が散乱しているのが見つかりました。
 大阪市北区の交差点に散乱していたのは、大阪航空局大阪管区気象台が作成したおよそ840枚の書類です。現場には「機密性2情報」と書かれた大阪航空局のものとみられる文書など、機密性のあるものも含まれていました。処理を委託した民間の業者の収集車から運搬中に落下したとみられています。
 これらの書類はシュレッダーにかけて廃棄する必要があり、大阪航空局大阪管区気象台は「再発防止に努めてまいります」とコメントしています。(05日04:00)”
以上記事引用。

このニュースを観て、大なり小なり同じだ、と思ったことがある。

先ず、国土交通省大阪航空局の職員は文書廃棄のために840枚の文書をシュレッターに掛けることが面倒臭かったのではないか、
ということ。
専門に廃棄する方がいるかいないかはわからない、いなければ、部署の責任として手分けしてできないのだろうか。
皆さんがみんな、そんなことは自分の仕事ではないと思っておられる部署なのか。
私たちには分からない。

でも、危機管理の点から考えれば、民間業者が請け負うとこんな事態、あるいは、そのまま廃棄に至らず、なんてことも
あるかもしれない。
全て人間のすることなのだから、あらゆる危機を想定して廃棄処分するだろう。
だから、シュレッターなんですよね。

ヒラヒラと舞う、機密文書の映像を見て、
「何、これ!?」と驚いた。
拾った方も、すぐに手放したくなった紙面ではなかっただろうか。
どこかの取材アナウンサーも決して触ろうとしなかったもの。
日本の危機管理ってこんなもんなんですね。呆れた。

同じだ、の意味は、家の宿六さんも、大事なものをヒラヒラと舞わせたのだ。
マイナンバーカードの番号を知らせる元のカードをファイルに挟んで、自転車の籠に置いたまま、買い物をしていて、
強い風にあおられて、どこかに舞って行ってしまったそうだ。
確定申告に必要だったそうだ。
未だに、出てこない。

まあ、マイナンバー付きの住民票などもないわけではないから、各種手続きなどは何とかならないことはない。
何とかはなるんです。(行政側は人の危機管理能力を端から信用していないからなんでしょう)

でも、何なんでしょうか、男性のそういった危機管理能力ってそんなものなのかな~~、って思ってしまう。
日常のこの程度のことは危機ではないのかも。

本当の危機、有事の時は危機管理能力がどこかから湧いてくるんでしょうか。
まだまだ男社会、私は普段の宿六さんを見てても、疑問でいっぱいです。