それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

再スタート

スポーツジムに通っている。
縁あって2015年に新設されたこじんまりとした、しかし器械は先端を行く、鍛える身体の部位ごとにコーナーを分けられた、使い易いジムに通うこととなった。
ロッカー、シャワールームなど必要な施設も充実していて居心地がいい。

オーナーが元ボディビルで鍛えた方なので、そんな関係もあって、若い方の中には大会を目標にして自己を鍛える人が多い。
設備はどちらかというと、ボディビルに特化している。
断然、男性の方の方が目的に向かって鍛錬を重ねている。
勿論女性の方もいるし、”鍛えるのが趣味”という強者女性もいる。

f:id:e-keiko:20180301230504j:plain

一方、私はと言えば、健康維持が目的で、以前から知り合いの方二人と一緒に、開所当時から紹介されて入会した。
私達同様、大会出場ではなく、健康維持目的の会員も勿論いて、鍛錬中の方々と交流しながら自分に合った器械で身体を動かしている。

 

ところが、”設立当時既に他にジムを経営していた他のジム経営者"の生徒(私たちを含む)はどちらも使用可という曖昧なスタートだったために、ここにきて会員をきちんと区別するという制度に落ち着き、それらの生徒はどちらかを選択することになった。
比較的入会が新しい会員は当然他のジムの存在さえ知らないから、そのまま今のジムに登録することになる。
新ジムと既ジムのオーナーが友人同士だったためにおきた珍しい(?)使用形態だった。

 

さあ、既ジムの頃からお世話になっていた既ジム会員たちはどちらか選択をする事態になった。
折角、快適に使用していたのに”義理”もあって、既ジムを選択する形となった会員もいる。
私の友人二人は”義理”と”月謝前納”したために取り敢えず3か月は既ジムに通うこととなった。

私はぎりぎりまで考えて、自分に素直に従おうと決めていた。
人とは離れ離れになるけれど、行ったこともないジム(以前は他のスタジオでエアロビを教わっていた)ではなくて慣れ親しんでいるここに留まろうと決めた。

そういう訳で、3月1日は少し寂しい、再スタートとなった。
周りからは
「寂しいですね?」
と、声掛けられるけれど、
「でも、器械に向かう時は独りだから。」
と答える。実際そうだから。
「でも、集中するでしょう?」
とも、言われる。
それはあるかもしれないな、今日は少し身体が痛いです。

 

トップが二人いるという状態が招いた悲喜劇、被害はごく普通の会員が被る
ことをご存知だったでしょうか。
生意気なことを言って申し訳ありませんが、お金のことと、それぞれの役割は
いつでも、明確にしておく、が鉄則ですね。

 

巷では、某レスリング界で、”見栄と権力”がオリンピックを目指す選手たちの
前途を遮りかねない事態をおこしているようで、大小の違いはあっても、
一番になりたい人々は、先ず人間として一番を目指して頂きたいと思います。